海苔のおはなし

第34話 海苔の日の由来

皆さん、海苔の日がいつかご存じですか。
1966年に全国海苔貝類漁業協同組合連合会が、海苔の発展を祈願して、2月6日に制定しました。
毎年、海苔の日を記念した行事が行われています。ではなぜ、2月6日なのでしょうか。

それは、日本最古の成文法典である、大宝律令の中で海苔が租税品のひとつとして記されていることに由来しています。大宝律令が発布された大宝2年1月1日を西暦に換算すると702年2月6日となることから、毎年2月6日を「海苔の日」と定めたのです。

当時は、現在のように板状に加工された海苔はまだ存在していないので、海で採取したままの海藻の状態のものを指しています。大宝律令で海苔が初めて産地諸国の物産に指定された際には、朝廷におさめる租税の29種類の海産物のうち8種類が海藻となっており、男子が年間納める量は、紫菜(むらさきのり)49斤、凝海藻(こるもは)120斤、海藻(にぎめ)130斤など、海藻の種類によって納める量が違います。「紫菜」は納める量が少ないことから、奈良時代において最高級のものであることが分かります。

今でこそ、海苔は養殖技術や加工技術が発展し豊富に供給できるようになり、気軽に食べることができますが、その昔は貴族だけが食べられる大変な貴重品だったのです。

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