海苔のおはなし

第66話 海苔と郷土料理(2)

海苔のおはなし「64話 海苔と郷土料理(1)」で、「海苔が使われている郷土料理」である千葉県の「太巻き飾り寿司」をご紹介しましたが、今回はその第2回目として、鹿児島県奄美の郷土料理「鶏飯」をご紹介します。「とりめし」ではなく、「けいはん」と読みます。

鶏飯(けいはん)とは、「干ししいたけ」「錦糸卵」「葱」「きざみ海苔」「ささみ肉のほぐし」など様々な具材をのせたご飯の上に、じっくりと煮込んだ鶏のスープをたっぷりとかけていただく、汁掛けご飯の一種です。
その歴史は古く、江戸時代、奄美大島で薩摩藩の役人をもてなすための料理として始まったと言われています。その当時は、貴重な鶏肉とお米を使った島最高の料理とされており、「殿様の料理」という別名もあるほどです。現在も、大切に語り守り継がれてきている代表的な「島のもてなし料理」のひとつで、昭和43年、昭和天皇が奄美をご訪問された際に、鶏飯の素朴な味をご賞讃されたそうです。

鶏飯は、暑い夏にもピッタリな料理。鶏のうま味の効いたさっぱりとした味なので、夏の食欲のない時期でもカラダにやさしく、さらっといただけます。また、鶏飯の具の「海苔」には、塩分を中和してくれる「カリウム」が豊富に入っています。夏の「むくみ」や、ビールのおつまみなどで塩分を摂りすぎて帰ってきたお父さんの夜食などにもおすすめです。

鹿児島県奄美の郷土料理「鶏飯」を是非ご家庭でも作ってみてください。沸騰したお湯に鶏のぶつ切りをいれ、煮こぼして鶏のアクを洗い、この鶏のぶつ切りを水からコトコトと弱火で2時間ほど煮ると、美味しい鶏のスープができるそうです。味付けは、酒、薄口醤油、塩で。浦島海苔でも「鶏飯」をお茶漬けタイプに再現した『鶏飯の素』をご用意していますので、お手軽にお試しいただけます。

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